FLACデータベース(2)
最新の更新
[2023-09-21]
ベートーヴェン:魔笛の主題による12の変奏曲, Op. 66(Beethoven:12 Variations on Ein Madchen oder Weibchen from Mozart's Die Zauberflote in F Major, Op. 66)(Cell)ルートヴィヒ・ヘルシャー:(P)エリー・ナイ 1956年録音(Ludwig Hoelscher:(P)Elly Ney Recorded on 1956)
ルートヴィヒ・ヘルシャーとエリー・ナイという、ある意味では凄い組み合わせによるベートーベンのチェロソナタ全曲と3つの変奏曲の録音です。 何が凄いのかと言えば、分かる人は分かると思うのですが、ともに元...
[2023-09-19]
リスト:「ドン・ジョヴァンニ」の回想, S418(Liszt:Reminiscences de Don Juan, S.418)(P)シューラ・チェルカスキー:1953年録音(Shura Cherkassky:Recorded on 1953)
それにしても凄いピアニストであったと感心せざるを得ません。 ホロヴィッツも基本的にピアノの芸人だと思うのですが、チェルカスキーこそは骨の髄まで「芸人」に徹したピアニストでした。 聞くところによ...
[2023-09-17]
ベートーベン:ピアノ協奏曲第4番 ト長調 作品58(Beethoven:Piano Concerto No.4, Op.58)(P)ギオマール・ノヴァエス:ジョージ・セル指揮 ニューヨーク・フィルハーモニック 1952年12月21日録音(Guiomar Novaes:(Con)George Szell New York Philharmonic Orchestra Recorded on December 21, 1952)
ギオマール・ノヴァエスの存在を知ったのは1951年1月7日のニューヨークフィルの定期講演会のライブ録音によってでした。演奏したのはショパンのピアノ協奏曲第2番で指揮者はジョージ・セルでした。 セルと...
[2023-09-16]
モーツァルト:ピアノ協奏曲第22番 変ホ長調, K.482(Mozart:Piano Concerto No.22 In E-Flat Major, K.482)(P)エトヴィン・フィッシャー:ジョン・バルビローリ指揮 バルビローリ室内管弦楽団 1935年録音(Edwin Fischer:John Barbirolli John Barbirolli Chamber Orchestra Recorded on 1935)
ピアニストの一覧に「エトヴィン・フィッシャー」の名前がないのですが・・・、と言う指摘をいただきました。そんな馬鹿なことがあるわけなでしょうと思いながら確認したところ、本当に「エトヴィン・フィッシャー」...
[2023-09-14]
R.シュトラウス:交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」, Op.28(Richard Strauss:Till Eulenspiegels lustige Streiche, Op.28)アルトゥーロ・トスカニーニ指揮 NBC交響楽団 1952年11月4日録音(Arturo Toscanini:NBC Symphony Orchestra Recorded on November 4, 1952)
ふと気づいてみれば、トスカニーニがリヒャルト.シュトラウスの作品を録音しているではないですか。 最初は「ふーん」というくらいだったのですが、聞いてみればこれが実に素晴らしい演奏なので驚いてしまいまし...
[2023-09-13]
モーツァルト:フルート四重奏曲 第3番 ハ長調, K.285b(Mozart:Flute Quartet in C major, K.Anh.171/285b)(Fl)ジャン・ピエール・ランパル:パスキエ・トリオ 1956年6月3日録音(Jean-Pierre Rampal:Pasquier Trio Recorded on July 3, 1956)
パスキエ・トリオはその名の通りパスキエ3兄弟によって1927年に結成された室内楽団です。彼らは父親はヴァイオリニスト、母親はピアニストという音楽家の家庭で育ち、長男のピエール・パスキエがヴィオラ、次男...
[2023-09-12]
リスト:ハンガリー狂詩曲第9番~第10番(Liszt:Hungarian Rhapsody No.9 in E-flat major (Pesther Carneval)/Hungarian Rhapsody No.10 in E major)(P)サンソン・フランソワ:1953年10月2日,8日&11月16日,26日&12月13日 1954年1月15日&3月29日~30日録音(Samson Francois:Recorded on October 2,26&November 16,26&December 13, 1953 and January 15&& March 29-30, 1954)
こういう作品になるとフランソワはまさに水を得た魚ですね。まさにフランソワならではの感性が爆発し、その爆発に軽々と指が追随して鍵盤の上を疾走しています。 まさに、彼を遮るものは何もなく、無人の荒野をい...
[2023-09-11]
ラヴェル:高雅で感傷的なワルツ(Ravel:Valses nobles et sentimentales)アンドレ・クリュイタンス指揮 フランス国立放送管弦楽団 1954年5月11日録音(Andre Cluytens:Orchestre National de l'ORTF Recorded on May 11, 1954)
クリュイタンスのラヴェル録音と言えば61年から62年にかけてまとめて録音したものが思い浮かび余る。あの録音は英コロンビアはが4枚セットの箱入りとして発売したのですが、この初期盤は音の素晴らしさもあって...
[2023-09-09]
ショパン:エチュード Op.25(P)アルフレッド・コルトー:1934年6月18日~21日録音
ナチスは多くの芸術家たちに過酷な選択を押しつけました。協力するか、もしくは反抗、非協力の姿勢を示して亡命するか? コルトーは前者の道を選択しました。 そのためにショパン弾きとして一世を風靡しな...
[2023-09-08]
ショパン:エチュード Op.10(P)アルフレッド・コルトー:1933年7月4日~5日録音
ナチスは多くの芸術家たちに過酷な選択を押しつけました。協力するか、もしくは反抗、非協力の姿勢を示して亡命するか? コルトーは前者の道を選択しました。 そのためにショパン弾きとして一世を風靡しな...
[2023-09-07]
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第3番 変ホ長調, Op.12-3(Beethoven:Violin Sonata No.3 in E flat major, Op.12 No.3)(Vn)ヤッシャ・ハイフェッツ:(P)エマニュエル・ベイ 1953年10月15日~16日録音(Jascha Heifetz:(P)Emanuel Bay Recorded on October 15-16, 1953)
ハイフェッツと言えば、どうしても彼の卓越したテクニック、いわゆる「名人芸」という事を抜きに語ることは出来ません。しかし、彼の録音を聞き続けてみれば、その名人芸はあくまでも「手段」であって、決して名人芸...
[2023-09-05]
シベリウス:タピオラ, Op. 112(Sibelius:Tapiola, Op. 112)セルゲイ・クーセヴィツキー指揮 ボストン交響楽団 1939年11月6日~7日録音(Serge Koussevitzky:Boston Symphony Orchestra Recorded on November 6-7, 1939)
シベリウスの音楽は何故かイギリスでは積極的に受け入れられました。そして、アメリカではクーセヴィツキーが1930年代にかなりまとまった数のシベリウス作品の録音を残して孤軍奮闘したという雰囲気です。しかし...
[2023-09-04]
ベートーヴェン:ヘンデル「ユダ・マカベウス」の「見よ勇者は帰る」の主題による12の変奏曲(Beethoven:12 Variations on 'See the conqu'ring hero comes', WoO 45)(Cell)ルートヴィヒ・ヘルシャー:(P)エリー・ナイ 1956年録音(Ludwig Hoelscher:(P)Elly Ney Recorded on 1956)
ルートヴィヒ・ヘルシャーとエリー・ナイという、ある意味では凄い組み合わせによるベートーベンのチェロソナタ全曲と3つの変奏曲の録音です。 何が凄いのかと言えば、分かる人は分かると思うのですが、ともに元...
[2023-09-03]
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第10番 ハ長調, K.330(Mozart:Piano Sonata No.10 in C major, K.330/300h)(P)エトヴィン・フィッシャー:1937年録音(Edwin Fischer:Recorded on 1937)
ピアニストの一覧に「エトヴィン・フィッシャー」の名前がないのですが・・・、と言う指摘をいただきました。そんな馬鹿なことがあるわけなでしょうと思いながら確認したところ、本当に「エトヴィン・フィッシャー」...
[2023-09-01]
モーツァルト:フルート四重奏曲 第2番 ト長調, K.285a(Mozart:Flute Quartet in G major, K.285a)(Fl)ジャン・ピエール・ランパル:パスキエ・トリオ 1956年6月3日録音(Jean-Pierre Rampal:Pasquier Trio Recorded on July 3, 1956)
パスキエ・トリオはその名の通りパスキエ3兄弟によって1927年に結成された室内楽団です。彼らは父親はヴァイオリニスト、母親はピアニストという音楽家の家庭で育ち、長男のピエール・パスキエがヴィオラ、次男...
[2023-08-31]
バラキレフ:3つのロシアの主題による序曲第2番(Balakirev:Ouverture on 3 Russian Themes No.2)ロヴロ・フォン・マタチッチ指揮 フィルハーモニア管弦楽団 1958年9月録音(Lovro von Matacic:The Philharmonia Orchestra Recorded on December,1954)
マタチッチは日本ではN響との結びつきもあって「ブルックナー指揮者」として高く評価されているのですが、ヨーロッパではほとんど無視されていたために、録音の数はそれほど多くはありません。 しかし、調べてみ...
[2023-08-30]
リスト:ハンガリー狂詩曲第7番~第8番(Liszt:Hungarian Rhapsody No.7 in D minor/Hungarian Rhapsody No.8 in F-sharp minor)(P)サンソン・フランソワ:1953年10月2日,8日&11月16日,26日&12月13日 1954年1月15日&3月29日~30日録音(Samson Francois:Recorded on October 2,26&November 16,26&December 13, 1953 and January 15&& March 29-30, 1954)
こういう作品になるとフランソワはまさに水を得た魚ですね。まさにフランソワならではの感性が爆発し、その爆発に軽々と指が追随して鍵盤の上を疾走しています。 まさに、彼を遮るものは何もなく、無人の荒野をい...
[2023-08-28]
メンデルスゾーン:交響曲第4番 イ長調 作品90 「イタリア」(Mendelssohn:Symphony No.4 in A major, Op.90 "Italian")エデゥアルト・ファン・ベイヌム指揮 ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 1955年6月2日&4日録音(Eduard van Beinum:Royal Concertgebouw Orchestra Recorded on June 2&4, 1955)
今日は朝から冷たい雨がふっていて終日続くようです。昨日までは初夏を思わせるような日が続いていただけに、年寄りにはいささか辛い気候の変化です。 と言うことで、この鬱陶しさを振り払えるような音楽はないか...