FLACデータベース(2)
最新の更新
[2023-03-31]
マーラー:交響曲第3番 ニ短調(Mahler:Symphony No.3 in D minor)チャールズ・アドラー指揮 ウィーン交響楽団 ウィーン少年合唱団 (Ms)ヒルデ・レッセル=マイダン 1952年3月27日録音(Charles Adler:Vienna Symphony Orchestra Vienna Boys Choir (Ms)Hilde Rossel-Majdan Recorded on March 27, 1952)
アドラーという人の名前はほとんど忘れ去られようとしていますが、50年代の初頭に多くの作品を積極的にスタジオ録音を行った人です。とりわけ、過去においてスタジオ録音が存在しない規模の大きな作品を次々と演奏...
[2023-03-30]
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第4番 ニ長調 K.218(Vn)ヴァーシャ・プシホダ:エンニオ・ジェレッリ指揮、RAIトリノ交響楽団 1957年録音
プシホダが録音したバッハ作品の項でも述べたのですが、50年前後からどう考えてもプシホダとは相性がいいとは思えないバッハだけでなく、モーツァルトの作品にも取り組み恥じます。 私の手もとにあるモーツァル...
[2023-03-29]
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第13番 変ロ長調, Op.130レナー弦楽四重奏団:1926年12月3日&1927年1月17日録音
全くの私見ですが、ベートーベンの弦楽四重奏曲の演奏史を遡っていけば、ブッシュ弦楽四重奏団とブダペスト弦楽四重奏団による戦前の録音あたりで流れが分かれたような気がします。そして、そこから遡って源流を辿れ...
[2023-03-27]
Operatic Favourites(B面)/ヴェルディ:歌劇「シチリア島の夕べの祈り」より第2幕「おお、おまえパレルモ」 他フェリックス・プロハスカ指揮 (Br)パウル・シェフラー ウィーン国立歌劇場管弦楽団 1955年録音 他
と言うことで、これはまず最初に誰がどの作品を演奏したのかを明らかにしないといけません。まさに、己の耳と検索能力が試されるという雰囲気なので、妙なところで俄然やる気が出てきました。 まずは耳の方で...
[2023-03-26]
Operatic Favourites(A面)/ワーグナー:楽劇「ワルキューレ」より 第3幕 ヴォータンの別れ 「さらば、勇気ある輝かしき子よ!」 他フェリックス・プロハスカ指揮 (Br)パウル・シェフラー ウィーン国立歌劇場管弦楽団 1955年録音
と言うことで、これはまず最初に誰がどの作品を演奏したのかを明らかにしないといけません。まさに、己の耳と検索能力が試されるという雰囲気なので、妙なところで俄然やる気が出てきました。 まずは耳の方で...
[2023-03-25]
モーツァルト:交響曲第25番 ト短調, K. 183ジョン・バルビローリ指揮 ニューヨーク・フィルハーモニー交響楽団 1941年11月3日録音
バルビローリによるモーツァルトの録音というのは珍しいのではないでしょうか。戦前は協奏曲の伴奏をよくつとめていましたが、戦後はオペラの序曲などの小品がほとんどで、このような交響曲の録音は珍しいのではない...
[2023-03-23]
カリンニコフ:交響曲第1番 ト短調ヘルマン・シェルヘン指 チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 1951年6月5日録音
カリンニコフの交響曲は「青春の交響曲」と呼ばれてきました。聞けば分かるように、ロシア民謡の素材を上手に使うことで成り立っている国民楽派の交響曲と分類できる音楽です。ですから、多くの指揮者は、作品が持つ...
[2023-03-22]
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第12番 変ホ長調, Op.127レナー弦楽四重奏団:1926年11月23&29日録音
全くの私見ですが、ベートーベンの弦楽四重奏曲の演奏史を遡っていけば、ブッシュ弦楽四重奏団とブダペスト弦楽四重奏団による戦前の録音あたりで流れが分かれたような気がします。そして、そこから遡って源流を辿れ...
[2023-03-21]
モーツァルト:ピアノソナタ第8番 イ短調, K.310(Mozart:Piano Sonata No.8 in A minor, K.310/300d)(P)アルトゥル・シュナーベル:1939年録音(Artur Schnabel:Recorded on 1939)
ちょっと手抜きを許していただいて、石崎さんが掲示板に書き込んでいただいた内容を転用して演奏紹介にかえさせてもらいます。これ以上に付け加えるべき事はないですからね。 リパッティの演奏と共に、他日、...
[2023-03-19]
R.シュトラウス:アルプス交響曲, Op.64カール・シューリヒト指揮:シュトゥットガルト放送交響楽団 1955年1月4日~7日録音
シューリヒトによるリヒャルト・シュトラウスの録音はそれほど多くはないような気がします。 考えてみれば、リヒャルト・シュトラウスはオペラの人であり、交響詩もまた「オーケストラによるオペラ」と言うべき世...
[2023-03-18]
シューベルト:劇付随音楽 「ロザムンデ」D797(抜粋)ハンス・シュミット=イッセルシュテット指揮 北ドイツ放送交響楽団 1955年12月7日~15日録音
イッセルシュテットの録音を調べてみると、それが実に様々なレーベルからリリースされていることに驚かされます。ざっと数え上げるだけで「Telefunken」「Decca」「Capitol」「Melodiy...
[2023-03-17]
ヘンデル:フルート・ソナタ ロ短調 「ハレ・ソナタ第3番」 HWV 376(Fl)ジョン・ウンマー:(Harpsichord)フェルナンド・ヴァレンティ (Cello)アルド・パリゾット 1954年録音
この録音の演奏家に関しては全く知るところはありませんでした。 ただし、「ヘンデル フルート奏鳴曲集」というレコードの「帯」が何とも時代を感じさせて懐かしくて思わず購入してしまいました。とは言っても一...
[2023-03-15]
ブラームス:ヴィオラ・ソナタ第1番 ヘ短調, Op.120-1(P)ウィリアム・カペル:(Viola)ウィリアム・プリムローズ 1947年5月7日録音
カペルのショパンを聴いて「もう少しカペルの録音を聞き込んでみないといけないな」と書いたのは2014年の事だったみたいです。 最近、ふとカペルの録音を引っ張り出してきて聞いてみる機会があったのですが、...
[2023-03-14]
ブラームス:交響曲第1番 ハ短調 , Op.68ヘルマン・シェルヘン指揮 ウィーン国立歌劇場管弦楽団 1951年録音
1951年の録音なのですが、40年代後半でもこれよりも優れた録音が多いだけに、このこもり気味の音質はいささか残念です。もう少し鮮明で内部の見通しが良ければもっとはっきりするのでしょうが、それでも、ここ...
[2023-03-12]
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第11番 ヘ短調, Op.95 「セリオーソ」レナー弦楽四重奏団:1926年11月4&5日録音
全くの私見ですが、ベートーベンの弦楽四重奏曲の演奏史を遡っていけば、ブッシュ弦楽四重奏団とブダペスト弦楽四重奏団による戦前の録音あたりで流れが分かれたような気がします。そして、そこから遡って源流を辿れ...
[2023-03-11]
リスト:ピアノ協奏曲第1番 変ホ長調 S.124(P)エミール・ギレリス:キリル・コンドラシン指揮 ソビエト国立交響楽団 1952年録音
この音源は60年代に発売された国内盤でラフマニノフとリストの協奏曲がカップリングされていました。50年代初頭のソ連での録音と言うことなのですが、ラフマニノフの方はやや苦しい部分はあるのですが、リストの...
[2023-03-10]
ヘンデル:フルート・ソナタ ホ短調 「ハレ・ソナタ第2番」 HWV 375(Fl)ジョン・ウンマー:(Harpsichord)フェルナンド・ヴァレンティ (Cello)アルド・パリゾット 1954年録音
この録音の演奏家に関しては全く知るところはありませんでした。 ただし、「ヘンデル フルート奏鳴曲集」というレコードの「帯」が何とも時代を感じさせて懐かしくて思わず購入してしまいました。とは言っても一...
[2023-03-08]
モーツァルト:交響曲第41番 ハ長調, K.551「ジュピター」クレメンス・クラウス指揮:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 1947年5月31日録音
ふと気づいたのですが、クレメンス・クラウスは不思議なほどにモーツァルトの作品を取り上げる機会は少なかったように見えます。彼は基本的にオペラ指揮者だと思うのですが、少なくともモーツァルトのペラの録音は「...